ステージ3からの復活

普段は街乗り、たまに峠。後悔しない人生を走り続けていく、ぼうやの挑戦! いつかサーキットデビューへ

帰宅途中に感じたこと

こんばんは。すてありんぐぼうやです。

 

今日の仕事帰りに、ふと思い出した事がありました。

 

ある場所の交差点で右折待ちをしていると、横断歩道にベビーカーをおしてる若い感じのママを見かけました。

 

お子さんがちょっと見えたんですが、僕の娘が生まれた時の事を思い出しました。

 

 

今から16年前に生まれたんですが、僕が28歳の頃です。

出産予定日の前後、数日間を有給休暇とってまして、予定日に陣痛がきたんですが、その日には生まれずトータルすると34時間の陣痛でした。

嫁さんは初産で凄く大変でした。

隣でずっと見守っていたんですが、流石に疲れてきて一度自宅に帰る事にしました。

何日もシャワーを浴びてなかったのと、嫁さんの着替えを取りに帰ったんです。

 

準備を終えて病院に戻ると、いよいよってところまできてました。

分娩室に入り、助産婦さんが「奥さんに声かけてあげて」「お茶を飲ませてあげて」って言われたので、緊張感が凄かったのを覚えています。

 

「絶対に立ち会い出産する」って決めていたんですが、実際に分娩室に入ると、ビビりまくってました。(自分は凄い場所にいてる)

 

横に居てたけど、何も出来なかったです。

情けなかった。

 

嫁さんの聞いたことのない声を聴いて、「頑張れ、頑張れ!」って言うしかなくて。

 

最大限の力を振り絞りましたが、8cmくらいしか開かず先生が、ハサミで10cmまで切りました。

 

少しすると、頭のような形が見えて、ぬるぬるになった髪の毛が見えてきました。

 

ガン見してたら、赤ちゃんと目が合いました。

「うわ~っ!」

またビックリです^^

 

このことは一生忘れないと思います。

 

産まれた瞬間、泣かなかったので焦りました。

すぐに先生が身体を叩くと、泣き出しほっとしました。

 

激痛から解放された嫁さんは、にこにこ笑ってました。

僕は緊張がほぐれて大号泣。

「あ~恥ずかしい^^」

 

目を真っ赤にして、廊下で娘を抱いて助産婦さんに写真を撮って貰いました。

滅茶苦茶いい思い出です。

 

娘の名前を、「優しく羽ばたいてくれますように」って

優羽(ゆう)と名付けました。

 

9月が来ると、もう16才になります。

「早すぎる!」

東京オリンピックの頃には19才です。

どんな道に進んでいくのか楽しみでもあり、心配でもあり。

 

そんな事を思い出した交差点の出来事でした。