カーボンブラックって何?
こんばんは~ すてありんぐぼうやです。
14日と15日は、お盆の出張工事で1泊2日で行って来ました。
14日はPM7時で終われたのですが、15日は、「やり仕舞い」ということで作業を終えたのが16日のAM0時半くらいでした。
4人で作業してましたが、みんな早く終わらせて帰りたいので晩飯も食べずに必死。
昼から何も食べてなくてPM9時くらいに腹が「クウ~」。
腹が減った限界がきましたが、それもいつの間にか過ぎ去り、何か口に出来たのは、作業を終えて会社に帰り、自宅に帰る前にコンビニに寄った時でした。
15時間何も食べないのは、さすがにしんどかったです。
コンビニに入ったのが、夜中の2時半くらいでした。
ツナマヨネーズとから揚げ入りのおにぎりを2つと麦茶だけ買いました。
夜中におにぎりを食べることなど、まず無いのですが空腹だったので美味しく感じました。
自宅に帰りシャワーを浴びて速攻で寝ました。
久しぶりに疲れた出張工事でした。
今回も前回と同じく「タイヤ」について学びたいと思います。
タイヤのゴム材料
タイヤの主要材料は、各種のゴム、コード材料として有機繊維とスチールコード、ビードワイヤ用の鋼線、さらにゴム中に混ぜて使用する加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤等のゴム薬類、ゴム補強の主役である「カーボンブラック」等があります。
ゴムは他の物質では得られない弾性を持っていることによって、工業材料としての地位を獲得しました。
各種ポリマー(天然ゴム:NR、合成ゴム:SBR,BR、IR等)の種類と組み合わせを選び、それに硫黄、加硫促進剤、補強材として「カーボンブラック」、その他各種薬品をうまく配合することで、幅広く物理・化学特性が変えられるようになり、応用範囲が広がりました。
カーボンブラックってなんだろう?
カーボンブラックは石油や天然ガス等を不完全燃焼させたり熱分解させて製造します。
ゴムだけを硫黄で加硫したのでは硬さ、強さ、耐摩耗性等の点で使用に耐える工業製品は得られません。
カーボンブラックで補強して初めて、現在のような経済性のある製品に仕上げることができます。
カーボンブラックの補強効果を左右するものして重要なのは、粒子径、粒子のつながり方及びゴムとの化学反応性を左右する粒子表面の科学的性質です。
カーボンブラックの粒子は一粒ずつ単独で存在するのではなく1000~2000個が鎖状の魂になっています。
これをストラクチャーといいます。
ストラクチャーとは、事業(企業)の構築、事業(企業)の構造という意味なんです。
カーボンブラックの粒子形状は球形で、大変小さいので10万倍くらいに拡大しないとわかりにくいです。
粒子径が小さいほどゴムに対する補強効果は大きいのですが、ゴム中に均一に分散させることが困難になってきますし、配合ゴムの発熱も大きくなりますので、得失をよく考えた上で採否を決めなければいけません。
タイヤのどの部材に使用するかによって、そのゴムに対する要求性能が違いますから、カーボンブラックにも粒子径やストラクチャーの異なる沢山のグレードが生産販売されており、それぞれのゴム部材に応じて使い分けられています。
粒子径が小さくなると単位重量あたりの表面積が大きくなり、それだけゴム分子との結合する面積が増えて補強性が向上するわけなんです。
この説明で、マメ知識として覚えておいて貰えると有り難いです^^
「タイヤはカーボンブラックが入っているから黒いんだよ」ってことですね。
今日の ”ことわざ”
「開けて悔しき玉手箱」
伝説で知られた浦島太郎の故事からでた言葉。期待していた物の正体が全くうらはらで、がっかりすること。