ブレーキ強化術
こんばんは~ お久しぶりのすてありんぐぼうやです。
最近、ドンドン気温が上がってきていますが、みなさん熱中症対策は出来ていますか?
水分補給で、この夏を乗り切りましょう!
毎日のクルマの運転も暑いです。
僕の場合は、あまりエアコンをつけたくない性格なので
運転する時は、窓全開で走っています。
エアコンつけるとペダルを踏む感覚やエンジンブレーキの感覚がエアコンOFF時と変わってしまうのが嫌でつけていません。
勿論、家族や友達を乗せる時はエアコンつけますけどね^^
昼間にエアコンOFFで30~60分走ると、もうパンツが「ビショビショ」ですよ。
前回のブログでお伝えした通り、今回はブレーキパッドについて勉強したいと思います。
ブレーキパッドとは?
発生した運動エネルギーを熱エネルギーに変換する摩擦材です。
クルマはノーマルでいいよって方は問題ないのですが、スポーツ走行が好きな方はブレーキに拘りを持っていると思います。
街乗りしかしないよって方は、0℃~400℃くらいまでの対応パッドでいいと思います。
僕のようなサーキットは走らないけど、峠は走るよって方は500℃を超えるブレーキパッドを選んだほうがいいかと思います。
700~800℃までのパッドなら峠は十分かと思いますね。
ただこの温度領域になると、ブレーキ鳴きは防げないかと思います。
小さい部品だけど効果は絶大! パッド選び
制動力を上げる方法には、ブレーキパッド・ブレーキローター・ブレーキホースが考えられます。
でも一番に効果が得られるのは、ブレーキパッドです。
この小さなパーツの効果と言ったら相当なものがあります。
まるで違うクルマに乗ってると感じるくらいです。
走りの性格が「ガラリ」と変わります。
スポーツ走行を考えてる方は、是非交換してみて欲しいです。
パッドにはいっぱい種類があって、どれにしたらいいのか迷ってしまうと思います。
それには自分の走るステージを決める
色で決めたいなら、その色を決める
パッドカスがあまり出ない方がいいのか?
パッドカスより「効き」を重視したいのか?
踏み始めが「やんわり」がいいのか?
それとも「ガツン」って効く方がいいのか?
ホントに迷いますね^^
僕が使っているパッドなのですが、メインは街乗りなので
ディクセルの「M」タイプを使用しています。
このパッドは、パッドカスはあまり出ませんが、朝イチの運転で「キイーキイー」と鳴きますが、一度強く踏んであげると、その後は鳴きません。
一応、0℃~500℃まで対応になっていますが、峠に行くと物足りない感じです。
なので、この制動力にあったブレーキングをしています。
フロントだけでも、ワンランクあげたいなぁ~って思っています。
ワンランク上だと「Z」タイプというサーキット対応があります。
フロントを「Z」、リアを「M」の組み合わせもアリだと思いますね。
初期制動が「ガツンと効く」のが嫌なので選ぶのが難しいですね。
パッド選びのポイントを6つ紹介します
- ローター攻撃性 ディスクローターへの攻撃性が高いとローターも減りや すいということ。メタル系パッドは攻撃性が高い傾向にあります。
- 耐摩耗性 サーキット用だと1回走行会に参加すると、もう半分以上パッドが減ったなどという場合もあるようです。パッドは減らないがローターが減るなんてことも。
- 耐フェード性 高温時のフェードのしにくさで、サーキット用パッドは高いが、逆に言うと低温時は効かないということ。街乗りであれば50~400℃程度が一般的です。
- 鳴き サーキット用パッドは、ブレーキング時に結構な耳障りな音を出すものもあります。馬鹿に出来ない要素です。ストリート用は静かなものが多いです。
- コントロール性 言葉にすると様々な温度や速度域でも微細なタッチに細かく反応してくれるパッドと言えるんですが、個人の好みも多く反映され評価の難しい要素ではあります。
- 初期制動力 パッドがディスクに触れた瞬間の制動力でいわゆる「ガツンと効く」パッドはこれが大きい。
まとめ
パッドを選ぶ時には、自分の走り方にあったパッド選びが大切です。サーキット用は高温時の制動力のみを重視しており、耐摩耗性や鳴きなどのことはあまり考えていないことが多いです。
ストリート用はすべての要素をバランスよく満たしており、高温時の制動力とタッチ以外はサーキット用より優れているともいえます。
タッチに関しては、感覚の問題があるので、使ったことのある人の意見を聞いたり、自分で試してみるしかなさそうですね^^
今日の ”ことわざ”
「秋の雨が降れば、猫の顔が三尺になる」
秋雨は南からの低気圧で暖かくなるので、寒がりの猫が顔を長くするほど喜ぶこと。