油圧ブレーキの仕組みについて
こんばんは~ すてありんぐぼうやです。
今年でクルマの運転を始めて25年になりますが、運転の技術はまだまだです。
一般道を走っている時、「前方3後方7の割合で確認しながら走れ」って言われた事があります。
「常にアンテナを張って360度見とかないとダメだよ」って言われたこともありますね。
今は毎日、ヒール&トゥの練習に励んでいます。
来月で練習を始めて1年になります。
始めた頃は、こんなテクニック僕に出来るんだろうか?
って不安だらけでした。
最初の2か月間は、毎日失敗ばかり・・・
クラッチ板にダメージを与えまくってばかり・・・
ギアは「ガリガリ」させてしまうし、アクセルは踏みすぎてしまうし・・・
もう訳がわからなくなった日も何度もありました。
自分の出来なさ加減に、腹が立って車内で大声で「くそォ~!」って。
出来ない時に、一度ヒール&トゥの練習をやめてみることにしました。
1週間やめました。
1週間後に再び練習を開始。
すると、出来なかった場面で、アクセルとクラッチの操作が出来るようになっていました。
これは自分でもビックリしました。
クルマ以外でも、何かの壁にブチ当たった時、その事から少し離れてみると、意外に出来てしまっている事があったりしますよね^^
最近はアクセルの吹かす量や半クラッチの調整とか、3速から2速にシフトダウンは4000~4500回転まで吹かしたらいいんだな~とか、段々とわかるようになってきました。
それが嬉しくて嬉しくて^^
6速から2速まで、連続でシフトダウンも出来るようになった。
4速から2速のシフトダウンでブレーキを踏みながらのアクセルワークが納得出来ていないので、これからの課題は「ブレーキング」です。
ブレーキについて知識が未熟なので暫く勉強しようと思います。
ほとんどのクルマは油圧ブレーキですよね。
その油圧の仕組みについてちょっと勉強です。
油圧によって、ディスクにパッド、ドラムにシューを押し付ける仕組みになっています。
一連の流れを記してみると
- ブレーキペダルを踏む
- マスターシリンダー内に油圧が発生
- 油圧が配管によってブレーキシステムに伝達
- ピストンやシリンダーを押し出してパッドやシューを押し付ける
この油圧を伝達しているのが、ブレーキフルードと呼ばれている液体です。
ブレーキフルードは、圧力を伝達するという基本の役目と粘度が安定していることが第一に求められます。
ブレーキフルードに要求される特性について
- 沸点ができるだけ高いこと
- 粘度が適当であって、高温で余り低下せず低温で高すぎないこと
- ピストン、シリンダー、ゴム部品などに対して潤滑性を持っていること
- 吸湿性が少ないこと
- 金属を腐食させないこと(特にピストン、シリンダー、パイプなど)
ブレーキフルードには、DOT3やDOT4があるけど、それって何?
ブレーキ液は、吸湿性を持っており外気に触れると、マスターシリンダーのリザーバーやフレキシブルホースなどから水分が侵入します。
水分が入ると沸点は低下してしまいます。
水分を含まない沸点の高い物ほど、沸点低下が著しく、水分0.4%以上ではほとんど差がなくなってしまいます。
このためアメリカ連邦政府は、1992年に「FMVSS116]を出し、吸湿時の沸点により、DOT3、4、5を定めたとのことです。
次回は、ブレーキングに最も関係する「ブレーキパッド」について書きたいと思います。
今日の ”ことわざ”
「商いは牛の涎」(あきないはうしのよだれ)
一度に大きなもうけを企むより、地味にこつこつやる方が結果的によいということ。